海物単発セッション<物語レポート1>

<始まり>(1日目/朝)

今回の旅の舞台は、豪華客船のトリスタン号。船には医務室や娯楽室、カジノなどさまざまな設備が備わっています。この船室の内、クラスキャラクターと関係深いものは各キャラの能力を助けてくれたりします。(例 娯楽室=ミンストレルの音楽のチェックに+1等)
また、もともとは軍船だったので、バリスタやカラスなど昔の名残もあります。

ミミカ、アーク、シナ、ガラガラ、ココの5人は一緒に旅をしており、その途中でたまたまこのチケットを手に入れました。

船に乗り込んだ 彼らは、船員のネイビーに出くわします。彼は荷物を運んでいる最中で、やんちゃな子供(NPC)のリタとピートン達にからかわれながらも、何とか笑顔で仕事をこなしていました。

 


すれ違いざま、シナが子供たちを足で引っ掛けようとしましたが、出目が悪くあっさりかわされるという。大人気ないと諭すネイビーと、それを交わすシナとで会話が続きますが、そこに肩にオウムを乗せたこの船の船長が登場します。
オウムをはじめてみたミミカは「あれは何じゃ?」とたずねるとシナが「あれはオウムといってあと10年もすれば100mに成長するのよ。」とうそぶきます。そんなはず無いと否定するココですが、ミミカはあっさりだまされます。
船長の命で、ネイビーは一行を案内することに。


この船、1〜4層までありまして、1層は一等客室と娯楽室などの施設。2層が一般の客室。3層が船乗りたちの部屋。4層が倉庫と宝物庫になっています。危険なので3〜4層には一般の客ははいることが出来ません。が、宝物庫と聞いてミミックハンターのアークは行かせてくれ!とネイビーに詰め寄ります。
当然ながら拒絶されますが、個人的に「貴方が泥棒かもしれないでしょう」というネイビーに対して「たしかに。」と素直にうなづいてしまうアークがつぼりました。ちょ、そこは否定しておきましょうよ。


ネイビーの案内で甲板に上がった際、なにかぶつぶつと唱えている黒衣の女性を発見。傍にいってみると「嵐が来て船が沈みませんように。」等、祈りつつも結構怖いこと言ってます。そんなことは無いから大丈夫というネイビーに対して、なおも祈り続ける女性。彼女の名前はアリシアと言うそうです。
よろしくと言ったシナと、不安ならと花を渡したココに対して「足を滑らせて骨折しませんように。」等と妙に具体的な祈り(予言?)をささげます。一向は多少の不安を感じつつ、ネイビー以外は一旦部屋に戻ります。


その後、出航までの間に男女それぞれで分かれて女性陣は食堂に、男性陣はカジノと娯楽室に向かうのですが、出航前ということでどこも機能していません。パーティーの行く先々でネイビーがこき使われているんですが、見てるとだんだん切なくなります(笑)
所でカジノ前に男性陣が行った時に、ネズミを見かけるんですが、いいのか?というガラガラに「船ですから。」と笑って答えるネイビー。ちなみにこのやり取り、ネズミが発見されるたびに行われます(笑)


また、娯楽室には駆け落ちしてきたと思われるオリビアとエリックが居ますが、世界は二人のもの!な雰囲気を放っていてまったく話になりません。
しかしながら、この駆け落ちカップルといい、さっきのアリシアといいNPCのキャラが恐ろしく濃いです。面白いんですが、彼らが出てくるたびにシリアスなシーンでも笑ってしまいます。
結局、特に何かするでもなく出航直前になったのでそれぞれ部屋に戻ります。


<出港>(1日目/朝)

 

甲板長の指示で、ネイビーは船長に船長室の扉越しに出発の合図をもらい、いよいよ船は出港です。 客室にはそれぞれ1つずつ窓があるのですが、ミミカがそれにかじりついて「すごいのじゃ〜!」とやってる様はものすごく可愛かったです。ココも一緒になって感動。

しばらくすると船内の施設が使えるという合図が出たので、一向は食堂へ。ここでもやはりネイビーが働いており、一向に間違ってまかないであるネズミ料理(船乗りには人気。)を出しかけ、ほかのスタッフに怒られます。ミミカやシナに追求され、たじたじになるも何とか切り抜けます。
「裏メニューとはなんじゃ?」とたずねるミミカに「世の中には知らなくていいことが10個あるの。裏メニューはそのひとつよ。」とうそぶくシナ。ココも自分が知らないことなのでそうなのかな?とだまされます。からかい過ぎですよ、お姉さん(笑)

食堂から帰る時にまたアリシアに出会い「海賊黒髭に気をつけてください。」と手配書を見せられます。GMがちゃんとした手配書を用意してらっしゃってびっくりです。
また、この後にもネズミを見かけますがさっきの食堂の事もあり苦笑気味に「船ですから」と答えるネイビー。船にはねずみがつきものだとは思うのですが、いったいどれだけねずみがいるんでしょうね(苦笑)

 



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