*8.塗り・小道具2*

■弓
素材が金属のため、コントラストを強くして塗っていきます。
金属はベルトの止め具なども同じやり方で塗っています。
<1>
ベースを塗ったら別レイヤで影をつけていきます。
他の素材よりも明暗をはっきり分けます。
<2>
 レイヤを複製して、加算レイヤにし、光を書きます。
 コントラストをきつめにし、はっきりと光を入れます。
 1番くらい部分のすぐとなりにもっとも明るい部分をおくとそれらしくなります。
<3>
模様(フルーティング)を書き込みます。ちょっとの差ですが、入れないのとでリアリティーが大きく変わると思います。
<4>
はみ出し部分を消して、レイヤを全て統合します。
レイヤの複製→乗算レイヤとしてコントラストをさらにつけます。


■矢
矢筒は弓と同じやりかたで塗っています。全て書いてもいいですが、2本ほど作って後は複製しています。
<1>
 羽の形の違う矢を2本書きます。1本だけどと、どうしてもモロに複製したとわかってしまうので、何本か元はあったほうがいいと思います。
<2>
 羽を複製します。全ての位置がきまったら余分な部分を消してます。
 その後、1本ごとに色を足したり、ぼやかしたりすればより本物らしくなると思います。


■ランプ
素材が曇ったガラスなので、エアブラシでまばらに塗っていくといいと思います。
金属部分は弓と同じ塗り方です。
<1>
 ランプの主線にぴったりと合うように、塗っていきます。
 はみ出しがないかを確認し、選択範囲として取り込みます。
<2>
 1で塗った色を全て消し、エアブラシで書き込んでいきます。
曇った感じが出るようにまばらに塗ります。
<3>
 主線のレイヤを選択し、ガラスの向こう側の部分をぼかします。
 最後に選択範囲を解除します。


■尻尾
細い鉛筆でまばらな線を何本も重ねて書くと、ふさふさした尻尾に見えます。
すっと整ったかんじに見せたいときは毛の方向を出来るだけそろえるといいと思います。
<1>
 ベース色で塗ったら細いエアブラシで影を書き込んでいきます。
<2>
 レイヤを複製し、乗算レイヤにしたら、今度は細い鉛筆で毛を書き込みます。
 コントラストを強くすると艶のある毛に見えます。
<3>
 主線レイヤよりも上に通常レイヤを重ね、毛を書き込んでいきます。
 主線よりもはみ出しているとふわふわ感が出ると思います。



ここまで塗ったあと、キャラクターごとに全体の色合いを見ながら全てのレイヤを統合します。
その跡に、コピー→乗算レイヤ(表示パーセントは変えてます)として全体的に彩度を落としました。

今のところ、こんな感じです。

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